「ダブルケアで通い介護の親が入院!仕事を休まず実家の掃除を終わらせるコツ!」についてお話しします。
先日、母が入院したと書きましたが…。
元気な時に実家に行って掃除をしようとしても、なかなかさせてもらえません。
最近では、入院している時にひとりで乗り込んで、思いっきり掃除をするようにしています。
ですが、幼稚園のお迎え時間までに、実家の掃除を終わらせて、病院へ行って、買い物していったん家に戻って幼稚園に迎えに行くため、かなり焦って掃除をすることになるのです。
毎回、同じ順序で一気に片付けることで、2時間以内に集中して掃除を終わらせることで、病院に寄って、買い物しても12時には帰宅できるようになりました。
入院期間がまったくわからない分、体力温存は絶対に必要です。少しでも短時間で完結するよう、最短コースを考えています。
そしてこの一年半で5回、母が緊急入院するたびに、実家の掃除を一人でしてきた私のマニュアルを書いてみます。
もくじ
つけっぱなしになっている電化製品をチェック
炊飯器・ポット
まず、絶対に忘れてはいけないのが、炊飯器に残っているご飯とポットのお湯を捨てて、電源を消すことです。
忘れていると、ポットの中のお湯はなくなり、炊飯器の中はのご飯は焦げてしまって、火事になる可能性があります。
何度か忘れたことがあるのですが、炊飯器は勝手に止まって、ごはんが腐り始めます。開けた瞬間、ショッキングな映像が流れるので、それはもうトラウマです…(笑)
もし、掃除をする予定はなくても、そのふたつだけは必ずチェックするようにしてください。
冬の暖房器具は要注意です!
私の実家でよくあるのが、冬の電気毛布…。一歩間違うと火事になる可能性があるので、しっかりチェックされることをおすすめします。
他にはコタツやホットカーペットなど、ついつい見逃してしまいがちですが、ついたままになっていないか確認してください。
腐りそうな食料品をチェック
できればゴミの日に実家に行って掃除をする方が、ご飯や冷蔵庫の中身を一気に捨てることができるので、楽チンです。
もしゴミの日が遠い場合は、腐っても匂いやハエがわかないように、ゴミ袋を何十にもしてしっかり縛って、ゴミの日にもう一度行くようにしています。
冷蔵庫の中をチェック
いつ退院するかわからないのですが、賞味期限を過ぎているものはまず、処分します。
半年以上過ぎているものもあったりするので、すべて見るようにしています。
入院期間にもよりますが、果物は1週間過ぎると腐るので、早めに捨てるようにしています。
その後、週に一度、ゴミの日に見に行って、腐っているものはその都度処分します。
ゴミの日にどうしても行けない場合…
超サバイバルなのですが、自宅のゴミの日に持ち帰って捨てたことがありました…。
自転車の前カゴに大量の生ゴミを積んで、10分ほど…。もう、地獄でした‥‥(笑)
でも早朝にゴミ収集される地域ならば、持ち帰るしかないと思います。どこでどんな嫌な仕事が待ち構えているかわからないのが親の入院だと思います。
くれぐれも腐る前に、早めに対応されることをおすすめします。
「誰が使うんやろう?」と思っていたのですが、超おすすめです!
こそっと置いておくと、いろんな部分がごまかせます(笑)
コップ・食器類、洗濯物をまとめる
次に、家じゅうに散らばっているコップや食器類はシンクへ、洗濯物は洗濯機へ集めます。
コップ、食器類をシンクへ
お茶を飲みっぱなしにしたコップや食器が、家じゅうに散乱しているので、すべてシンクへ持って行きます。
掃除が終わるまでにどんどん食器やコップが見つかるので、まだ洗わず、シンクにどんどん集めてください。
毎回忘れて、あとになって気づくのですが、
オブジェ化している急須は要注意です!!(笑)
必ず、帰る間際に見つかります!(笑)
洗濯物は洗濯機へ集めて回し始める
救急車で運ばれた場合、かなりの着替えが洗濯かごに入っています。
そして、普段洗っていない枕カバーや布団カバーなども、ついでに洗濯機に入れて回します。
ただし、部屋干しできるように洗濯量をだけを洗ってください。
長い間、外干しするのは、防犯の面から考えても良くないので、必ず部屋干しするようにしてください。
そう!部屋干しと言えば、横持ちアルミハンガーが超おすすめです!
少し大きいので、お年寄りには扱いにくいかも知れませんが、吊るしたままにしておける場所があれば、引っ張るだけで衣類が取れるので便利です。
めちゃめちゃおすすめなのですが、私のタイトルのつけ方に問題があるのか、まったく見てもらえていないこの記事をよろしくお願いします( *´艸`)(笑)
掃除機・拭き掃除・トイレ掃除など
実は週1度、ホームヘルパーさんが買い物をしに来てくれています。
1時間の依頼時間で買い物をして、時間が余った時はサッと掃除機をかけてくれるそうです。
私も実家に帰った時は掃除機は必ずするようにしているのですが、他にはなかなか手が回らず…。
2時間と決めてじっくりできるチャンスなので、普段届かない掃除をするようにしています。
掃除機や洗濯機は自宅と同じメーカーが便利です
母の場合、いちばんよく落とすのがごはん粒なのですが、冷えて固まると足に刺さって痛いのです。
本人は気づかないのですが、あまりに痛いと思った時は、兄も掃除機をかけているそうです。
自分が使いこなしているメーカーのものが使いやすいので、もし「掃除機つぶれてん」と言われた場合は、ぜひ選ばせてもらうようにしてください。
使い慣れた掃除機や洗濯機がそこにあるだけで、ちょっと安心します。
めちゃめちゃホコリが見えてスッキリするので、おすすめです!( *´艸`)
拭き掃除も使い慣れているものを置いています
拭き掃除も、使い慣れている洗剤や拭き取りシートなどがあれば、持参することをおすすめします。
父の頃から数えると、かれこれ18年の介護歴になるのですが、私の掃除グッズコーナーを作って、置かせてもらっています。
お年寄りには少し重く感じるかもしれないのですが、一気に広い場所を拭き取れるので、私の必需品です( *´艸`)
もし、母が使って減ったものがあれば随時補充して、いざという時にないことがないよう、チェックしています。
トイレ掃除
実は玄関を開けたらすぐにトイレの実家なのですが、昨年末あたりから、玄関を開けた瞬間、嫌な臭いがしていました。
母がいる時間に言うのはプライドを傷つけると思ったため、がっつりチェックすることはせず…。
ただ、いろんなお客さんが遊びに来て使う場所なので、ずーっと気にしていました。
それが、今回の大掃除で臭いの原因が発覚!!
便器のフチの裏側に付着した汚れでした…。
そう!トイレブラシでこすっているつもりでも、なかなか取れていない、そこ!!
これからは行くたびにチラっと見て、拭いておこうと思います。
洗濯物をたたむ・干す
掃除機から拭き掃除、トイレ掃除と汗だくになっていると思うので、少し座って休憩します。
洗濯物をたたむ
救急車で運ばれた場合、洗濯物が干しっぱなしになっていると思います。
少し座ってお茶でも飲んで、病院に持っていくものがないかをチェックしながらたたみます。
病院に持って行く荷物を見つけた場合は、「あとで入れよう」と思うと忘れてしまうので、すぐに入院用の荷物としてひとまとめにしておいてください。
家に置いておくものは退院後、家に帰ってきた時に、本人がわかるように見やすい場所に置いておくようにします。
洗濯物を干す
洗濯物をたたみ終わる頃には、洗濯機が終わっていると思いますので、干してください。
部屋で思いっきり冷房に当たりながら、部屋干しすることをおすすめします。
お茶碗を洗う
食器用のスポンジはほぼ毎回、ペラペラになるまでこき使われているので、入れ替えるようにしています。
掃除をするたびに、排水口にドロドロの悪魔みたいなの(笑)がいるのですが、すごすぎて触りたくないので、キッチン泡ハイターをかけて数分間放置します。
ゴミをまとめる
おそらく、すべての部屋のゴミや掃除機のパックもパンパンだと思うので、すべてまとめて捨てる準備をします。
「ゴミ袋がどこにあるかわからない」という場合は、近くのコンビニかスーパーで買って行くことをおすすめします。
あと、スーパーのレジ袋も持って行っておいた方が、生ゴミや使用後のオムツの臭いの拡散を防げます。
そして、どこにゴミをまとめたら良いのか迷うことなくどんどんゴミを集めることもできるのです( *´艸`)
親の入院中の実家の大掃除のコツとは?
この1年半で5回の緊急入院を乗り越えて、掃除することにも慣れ始めた今日この頃…。
体力勝負なので、掃除に行く前日に、マスクや手袋を準備するのはもちろん、腰痛対策もしっかりしておいてください。
退院前にもう一度掃除するから、今日は適当で大丈夫?
「退院前にもう一回行くから…」と毎回のように思っていましたが、
絶対、疲れてできません…( *´艸`)(笑)
今なんて特に、息子が幼稚園から持って帰って来たプールの水着と、母の入院中の洗濯物を別にして洗っても乾かずに、我が家の掃除すらできていない状態です。
洗濯要員のように2週間も病院に通っていると、普通にクタクタになるので、体力のある前半に大掃除は終わらせておくことをおすすめします。
過去に、母の入院中に私が風邪をひいてしまい、兄に丸投げして洗濯要員から外してもらったことがありました。
私自身がそこから2か月ほど風邪が治らず、気づいた時には母は退院していました…。
そんなこともあり得るので、できるだけ早めに退院準備をしておくことをおすすめさせてください。
家具の配置は元どおりに戻す
私自身、若い頃介護施設で働いていたことがあるのですが、掃除機をしたり片付けをした時、動かした家具は必ず戻しておいてください。
動いていることに気づかず、いつもの感覚で歩いて転倒してしまう可能性があるので、不便だと感じる時は、本人が見ているところで確認してから移動するようにしましょう
くれぐれも無理だけはしないように…。
普段はひとり暮らし用のお弁当をお願いしている母ですが、月2回はお弁当屋さんがお休みなので、息子を連れてご飯を買って行くか作りに行くようにしています。
その時はご飯を作りに行っているので、そこまで丁寧に掃除をすることはできず…。
ホームヘルパーさんが来た時、時間が余っているとお風呂掃除をしてもらえるそうなので、そこはお任せしています。
この一年半で5回の救急搬送と緊急入院を経験しましたが、突然のことなので、他の予定も参加しながら、極力キャンセルしないよう、フルで動き回ることになります。
年齢的にも短期の入院か長期の入院かもわからないので、自分自身が倒れてしまうことのないように、体力温存しながら、くれぐれも無理のない範囲で掃除するべきだと思います。
面会も同じで、「しんどい」と思った時は、無理せずに休むことも必要です。年齢的に退院したとしても、またぶり返して再入院することもあります。
いつでも対応できるよう、細く長く向き合えるよう、決して無理しないようにしてください。
あくまで私の考えですが、自分自身の生活を崩せば崩すほど、介護が辛くなっていくので、もし、体調が悪かったり仕事が忙しい方は、自分だけが無理することなく、家事代行サービスを使うべきだと思うのです。
介護のブログは読んでもらえないとどこかで読みましたが、高齢出産する人がどんどん増えるからこそ、ワンオペ育児も増えるわけで…。
それと同時に訪れるのが親の介護問題で、決して目を背けて良い問題ではないと思うのです。
ただ、ひとつだけ言えるのは、自分のしたいことをする時間すらないほど介護と育児に追われたとしても、決して無駄な時間ではなく、主婦としてものすごい勢いでスキルアップしていると思うのです。
ひとり暮らしを希望している母のサポートを1日でも長く続けられるために、時には体力温存も必要です。
2世帯分の家事をしていくことは大変なことで、終わりのないトンネルにいるような気分になることもあると思いますが、適度に息抜きしながら、進んでいきたいと思います。
実家は自分で掃除するけど、私の家に来て欲しい~…( *´艸`)(笑)
そんなダブルケアの皆さんに「わんまいる」の冷凍宅配お惣菜も便利です!
くれぐれも無理しないように、できる限り手抜きしたいと思います( *´艸`)